
プロ野球・巨人の選手や監督として活躍し、「ミスター・ジャイアンツ」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため死去した。89歳。
現役時代は首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回獲得。王貞治・現ソフトバンク球団会長との「ONコンビ」で、65年から9年連続で巨人を日本一(V9)に導くなど、スーパースターとして国民的な人気を誇った長嶋さん。背番号の「3」は巨人の永久欠番となっている。また、監督としても巨人を3度リーグ優勝に導き、94年と2000年には日本一に輝いた。13年には松井秀喜さんとともに国民栄誉賞を受賞している。
テレビでも活躍し、独特のキャラクターでも大人気だった。
大谷翔平もSNSで追悼
米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)も同日、自身のインスタグラムを更新。
「心よりご冥福をお祈りいたします」
とつづり、長嶋さんとの2ショット写真を複数枚アップしている。
不世出の「国民的スーパースター」の訃報に驚きと悲しみ
ネット上には
「日本のプロ野球界の発展はミスターにあり。3日が命日になるとは、さすがミスターです。
長い間お疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします」
「偉大な日本野球界の星でした。 イチロー、大谷…現代に多くのスーパースターは現れてますが、ONの存在は絶大だったと思います。 このお二人の野球に魅せられ、人間性に触れ、野球道を志した人は多いでしょうし、神様のような存在でした。 名言も数多く、一つ一つが野球を盛り上げていったと思います。 ご冥福をお祈りします。 改めて特別番組も組まれると思うので、思いを馳せながら、長嶋さんを詳しく知らないであろう子供達と見たいと思います」
「野球に全く興味がない私でも、よく知ってるし本当に野球界の伝説だと思ってます。またひとつ時代が終わってしまったんですね。寂しいです。闘病され、後遺症もある中野球界での沢山のご活躍、お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします」
「昭和が終わった」
「時代が移っていく⋯お疲れ様でした。合掌」
「スーパーヒーローが亡くなった事はとても残念です 小さい時は皆が長嶋さんに憧れました」
といった驚きや悲しみのコメントが相次いでいる。