『NHK紅白歌合戦』にも出場した人気歌手の門倉有希さんが6月6日、乳がんのため死去したことが分かった。50歳。7日に公式サイトが発表した。
同サイトでは、「門倉有希に関するご報告」と題し、
「弊社所属の歌手、門倉有希が2024年6月6日 午前5時30分、乳癌の為
永眠致しました。
これまで応援してくださったファンの皆様、関係各社の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。
昭和48年12月1日生まれ 享年50歳
2019年2月に乳癌が発覚し5年4ヶ月間、闘病生活を続けながらステージに立ち続けてきましたが一昨年12月から体調不良でお休みを頂戴し、今年はデビュー30周年、もう一度ステージに立つ為、治療に専念してまいりましたが6月6日に永眠いたしました。
1994年2月23日『鴎…カモメ』でデビューしてから支えて頂いた関係者の皆様
暖かいご声援を頂いたファンの皆様、そしてここまで門倉有希の治療をサポート
して頂いた医療従事者の皆様にこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。
30年間、門倉有希を応援、支えて頂いた皆様
本当にありがとうございました」
とのコメントを発表。
門倉さんは1994年に、「鴎…カモメ」でデビューし、96年、NHK新人歌謡コンテストで「女の漁歌」を歌い、グランプリを受賞。その年の『第47回NHK紅白歌合戦』にも出場している。また、98年にリリースした8枚目のシングル『ノラ』は80万枚を超えるロングヒットを記録している。
デビュー直後の1994年10月には、精神的疲労を理由に芸能活動を休養したが、2016年に『爆報!THEフライデー』(TBS系)に出演した際、15歳の時に出場したオーディションで知り合った同い年の出演者男性と知り合い交際、同棲するも、監禁やDVを受け、それが原因で休養していたと告白。大きな話題となった。
突然の訃報に悲しみの声
ネット上には
「見た目よりも大人しい印象でとても可愛らしい方でした。克服されたと思っていたのでとても残念です。ご苦労の多い方だったので幸せになっていただきたかった」
「50歳の若さで逝くことに衝撃が走りました」
「大好きな人でした。 全盛期の歌の表現力は多くの歌い手さんの中でもTOPだったと今でも思っています。 ご冥福をお祈りいたします」
「ノラが好きでカラオケ行くと歌う曲だった。残念です、ご冥福をお祈りします」
「ノラ好きでした つつましやかで好きな歌い手さん こんな早く亡くなってしまうなんて残念でなりません」
「このニュースは個人的にショック。演歌歌手で唯一聴く人だった」
「まだまだこれからも活躍できるのに もったいない」
「えっ、びっくりした 鴎…カモメは名曲です」
「独特のうなり節で歌い上げるデビュー曲の鴎カモメは、未来のスターを予感させるものがありました」
「カラオケ好きな方なら、『ノラ』は殆どの人が知っている名曲。門倉さんの若い死が無念で悲しいです。ご冥福をお祈りします」
「残念です。早過ぎます。ご冥福を祈るばかりです」
「信じられない」
といった驚きや悲しみの声が相次いでいる。