日本テレビが今年4月に放送予定だったドラマ『たーたん』の代替番組となる新ドラマから、俳優のムロツヨシが出演を辞退していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
昨クール、同枠で『セクシー田中さん』が放送されていたが、報道もあった通り、漫画原作者とドラマサイドで大きな揉め事があり、最終的に原作者が亡くなるという悲しい結末を迎えてしまった。
騒動の発端は、ドラマサイドが勝手に原作を改変したことなどが理由とされているが、真相はまだ調査中。そんな中、春クールもこの枠で、漫画原作の実写ドラマ『たーたん』をムロツヨシ主演で放送すると発表された。しかし大きな批判が集まり、制作が急遽中止になった。
さらに2月27日の「週刊女性PRIME」の記事では、新ドラマは『たーたん』に内定していた俳優陣がそのままキャスティングされると報じたのだった。
しかし…
「ムロツヨシさんが新ドラマから“自主降板”されたのです。理由は現場にも伝えられていません」と、制作スタッフが話す。
どうやら、ムロが脚本に難色を示して出演を辞退したようなのだが…連続ドラマは通常、1年以上前からキャストのスケジュールを調整する。主演級ならなおさらで、ムロが出演辞退した時点で、代わりを探すことは難しく、もはや絶望的かと思われた。
この大ピンチを救ったのは、『SixTONES』森本慎太郎。
「旧ジャニーズタレントはこういう時に非常に役に立つ」と記者は話している。
かなりの曰く付き作品になってしまったようだが、春クールの土曜新ドラマ『街並み照らすヤツら』の放送が楽しみだ。