8日、公式Xにて事実上の活動終了を発表した、男女3人組音楽ユニット「ツユ」。メンバーの「ぷす」こと矢野麻也容疑者(30)の逮捕報道を受け、バンドの実質的な解散を報告している。
矢野容疑者は、5月31日に殺人未遂容疑で逮捕されていた。
矢野容疑者は同バンドのギター・コンポーザーを担当するほか、バンドのすべての楽曲の作詞作曲も手掛けている。公式Xでの報告では、「ツユの権限は全てぷす氏が保持しているため、私達だけでは今後の全てを判断することが困難な状況」と説明し、解散についてメンバーらそれぞれのコメントも発表している。
メンバーは悔しさを滲ませる
ボーカルの礼衣は、「今後については未定だが、続けたい」「今後ツユの楽曲を歌うことは二度とありません」などと書き込んでいる。
ピアノ担当のmiroも、活動は続けたいと綴り、ファンへ感謝を伝えている。
サポートスタッフで動画やデザインなどを手掛けるAzyuNも、悔しさを滲ませた言葉を綴り、個人活動の継続の意思を伝えた。
ネットでは、
「メンバー達が不憫でならない」
「これからツユの曲も聴けなくなるのは悲しい事です」
「かわいそうに…」
とメンバーへの同情の声も多い。
厳しい声も
「さすがに殺人未遂で逮捕は2度とこの人を見ることはないだろうね」
「ありとあらゆる権限がぷすにしかないから公式に解散も宣言出来ない。残ったメンバーも今までの活動やファンへの感謝はあれど、ぷすやこれからのツユへは完全決別ですね」
「こんな事件を起こした以上、もう活動はできないだろう。しかも権限もった奴が逮捕では、どうしようもない」
と厳しい声も上がっている。
矢野容疑者は、5月31日、東京都中野区野方のマンションの自宅にて、10代少女の胸を刺し重傷を負わせたそう。警視庁野方署は殺人未遂の疑いで、矢野容疑者を逮捕した。彼は「彼女を刺し殺して、自分も自殺しようと思った」と容疑を認めていると報じられている。