
26日、元読売テレビアナウンサーでジャーナリストの辛坊治郎氏が、大阪市北区の書店「紀伊國屋グランフロント大阪店」で著書「オールドメディアへの遺言」の出版記念サイン会を開いた。
一部で報道された自身の引退を否定した。辛坊氏は、「引退なんかしません。ただしピアニストを目指す」と今後はピアニストに転身するとのこと。
今月から、ニッポン放送の冠番組「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜・後3時30分)の木曜出演をキャンセルして月~水曜に縮小。昨夏をもってテレビ出演や講演会などの仕事もすべて断っており、徐々に芸能関係の仕事は減らしている。
なぜピアニストなのだろうか。「自分の残り時間を考えた時に(ラジオを除く芸能活動を)全部辞めた。去年、次々に体調が悪くなって、できるだけ時間を作りたい」と考えるようになったそうで、現在、没頭しているのがピアノの練習とのこと。
66歳で始めて2年半。大阪の家はアップライト、東京は電子ピアノでレッスンに通っているそうだ。 ちなみに今後、選挙に出る可能性について問われ「天地がひっくり返っても出ません」と完全否定している。報道陣に「2万%出ないか?」と問われ「50万%出ない」と2007年の大阪府知事選の際「2万%出ない」と話したものの出馬した橋下徹氏の“25倍”の数字で重ねて首を横に振った。
ネットの声
そんな辛坊氏には、
「昔は相手が誰であろうとズバッと指摘出来るアナウンサーって感じで見ていて気持ちいいって思ってたけど、年齢を重ねるにつれて言動不一致になり聞くに堪えない言葉が目立つようになった」
「引退をされるのならば正しい決断だと思っていたのだけれど」
「話を聞いている限り、ラジオが終了した段階で仕事を完全終了するって感じなのでしょうね。BS終了したときに、周囲のスタッフの生活を確保するためにムリ言って始めさせてもらった仕事ですからね」
「目標は素晴らしいので、頑張ってください」
「もともと発言とかクリーンなイメージも無いし、どこにも所属してないし、自由にできるお金はそこそこ持ってるし、子供も育てきったし、今さら炎上して仕事ぜんぶ失ったとしても特にダメージも無い、これぞ、人生をそれなりに頑張ってきた人がなれる「無敵の人」だよな」
「この人は好き勝手言っているだけで、全く信用していない」
「ラジオ聞いてて思うけど、相手が話し終わる前に話す癖がどうもイラつく。性格の悪さは政治家向きかもしれませんね」
など様々な意見が上がっている。
