「ワンチャン」は「〇〇用語」→「ワンチャンスの略だと思ってた」「意味が違うのか」

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「ワンチャンあるかも!」

犬のワンチャンではなく…「もしかしたら」「多分」「おそらく」という意味で使われる「ワンチャン」。
普段使っている方も多いのではないでしょうか。

Wikipediaには以下のような説明があります。

ワンチャンス(one chance)の略、俗称。ノーチャンス(不可能)ではない、一回限り、残り一回のチャンスくらいならの意。若者を中心に使われる。

– Wikipoediaより

そう、確かに「ワンチャンス」の略ではあるのですが…実はその本来の意味は別にあるのだとか。

この「ワンチャン」、その言葉のルーツを知る人は意外と少ないかもしれません。

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初耳でございます

「巷で若者に使われる「ワンチャン」、どうも30年以上前、中学生のとき読んだ麻雀教則本で知った、牌を捨てる際の判断根拠「ワンチャン」に使い方似ているが、でもそんなはずないよなあ、と思って調べてみたら、まさに由来はこの麻雀用語で、言葉が不意にジャンルを越境していく様は本当に不思議です。」

そうポストしたのは、万城目学(@maqime)さん。

もともと麻雀用語だったとは…!

Xではたちまち大反響。

💬恥ずかしくて自分では使えない言葉上位にランクインしていた「ワンチャン」。まさかの麻雀用語だったとは。

💬娘が使うたびに、なぜか既視感(既聴感?)があるなあと思ってたのですが、すごく納得しました!

💬格闘ゲームだと、ワンチャン死ねるとか、ネガティブな方にも使われていて面白いです

本来は違う意味だった

実は今みなさんが使っている「ワンチャン」、使い方が本来のニュアンスのとは真逆になっているようなのです。

💬麻雀の「ワンチャンス(しかない)」から、一般用語としての「ワンチャン(あるで)」への変遷の仕方が気になる

💬もちろん、ワンチャンスの略語だから、本来的には「可能性は低いが無いわけではない」の意味であろうが、いま巷で使われている用法は、それとはちょっと違うもののように思う。☺️

💬他のリプも言ってるように、麻雀でいう「ワンチャン」と同じ言葉だけどニュアンスは反対。若者は「まだいける可能性あり」と前向きな意味なのが面白いですね😁

意外と多い身の回りの麻雀用語

麻雀をやる方ならお気づきかと思いますが、思っているより麻雀用語は身の回りに浸透しています。

💬麻雀用語って割と日常に溶け込んでるよな。ワンチャン、テンパる、リーチ、トイメン、オーラス 

💬一般化した麻雀用語
テンパイ(主に逆の意味で)
リーチ
積み込み
引っ掛け(これは一般→麻雀?)
役満

あたりかな?

「アンパイ」「テンパる」は無意識に良く使っていますね…。

ジャンルを超えて日常に馴染んだ言葉はたくさんあります。

💬安牌、駄目、布石、一目置く、死活、シカト、成り金、詰めが甘い、ピカイチ、メンツ、テンパる 

💬駄目は囲碁用語とか高飛車は将棋用語とか色々ある

💬麻雀ではないが「シカト」も花札が由来らしい

面白いのは「言葉がジャンルを超える」時、その意味も変わることがあるということ。

普段何気なく使っている言葉のルーツを知るのも興味深いですよね。

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