
2024年シーズンまでザスパ草津に所属していた岩元ルナ(24)が4日、自身のXを更新。現役引退を発表した。
岩元は
「サッカー選手を引退します。
19年間のサッカー人生は何物にも代えられない最高の宝物です。
サッカーを通じて出会えた全ての皆様に感謝しています。
次のステージでも、自分らしく輝きます!
本当にありがとうございました!!!
全ての想いはコメントに綴りました。
読んでいただければ幸いです」
とつづり、引退を報告。
ザスパ草津公式ホームページに掲載されたコメントは以下の通り。
【岩元選手コメント】
「サッカー選手を引退します。
まずは、ザスパ群馬に関わる全ての皆様。2年間本当にありがとうございました。
兄の背中を追いかけて始めたサッカーが、いつしか私の全てになっていました。サッカーに全てを注いできた19年間は何物にも代えられない最高の宝物です。Jリーガーというハンデとアドバンテージを背に、これからは兄と共にJリーガーがまだ見ぬ世界で、Jリーガー、アスリートの価値を社会に広め、すべてのアスリートが抱えるセカンドキャリアに、少しでも選択肢の幅を広げられるよう努力していきます。
常に挑戦し続けること。誰かの目標となる存在であり続けること。そして、輝き続けること。
人生を賭けて挑戦し、何かを掴み取ってきたものにしか分からない世界があります。そんな世界で大好きなサッカーをプレーできたこと。本当に幸せでした。サッカーを通じて出会えたすべての皆様に感謝しています。
岩元兄弟のサッカー界での挑戦は、これにて終了です。これからは投資銀行の世界での挑戦です。投資銀行の世界でトッププレイヤーを目指します。今までサッカーに注いできた情熱を、次なるステージに注ぎ、大切な人を守っていくという夢を叶えます。
プロサッカー選手という目標を与えてくれた兄に、次なる目標も与えてもらいました。常に兄の背中を追いかけ続けてきた私は、今もなおその背中を追いかけ続けています。
そして何よりも、素晴らしい両親の元、素晴らしい教育を受けてこれたからこそ、今の私があります。サッカーだけじゃない。サッカーだけしか出来ないとは言わせない。岩元家の文武両道の教育のおかげです。沢山の愛情とサポートをありがとう。私もあなたたちみたいな、子供に全力で夢を追わせることができる親になりたいです。
改めて、ザスパ群馬に関わる全ての皆様。本当にありがとうございました。サポーターの皆様の声は、間違い無く選手たちに届いています。力になっています。これからは、私もザスパサポーターの一員です。いつか私もゴール裏で皆様と一緒に跳ねながら応援できたらいいなと思っています!その時は、快く迎え入れていただければ嬉しいです!
最後になりますが、太陽SC ディアブロッサ高田FC 京都サンガF.C.、ジュビロ磐田、関東学院大学、ザスパ群馬の選手、関係者の方々。そして、岩元ルナを応援してくださった全てのサポーターの皆様。本当にありがとうございました。皆様なくして、私のサッカー人生はありません。選手時代に皆様から頂いた期待には、これからの生き様で応えていきます。
本当にありがとうございました!サッカーが大好きです!!!
人生もう一度やり直せるなら、何になりたいですか。そう聞かれたら自信を持ってこう応えます。
サッカー選手になりたいです と。」
プロサッカー選手から、投資銀行の世界への驚きの転身を発表した岩元。
岩元ルナの兄は、ジュビロ磐田などに所属していた元プロサッカー選手で、現在は大手投資銀行で金融マンとして働いている岩元颯オリビエ(29)。
岩元兄弟の父は「国境なき医師団」で活躍した医師で、母は青年海外協力隊で活動していたという。
異例の転身に驚きと応援の声
ネット上には
「お疲れ様でした。 「サッカー界での挑戦」という言葉が好きです。 人生全て挑戦ですよね。 お兄さんも現役を引退されてから現在は投資銀行に勤務されてるんですね。 サッカーもその後の人生もお兄さんと同じ道で勝負するのはなかなか大変だと思いますが、頑張ってください。 同世代の同郷出身者として応援してます」
「お兄ちゃんのオリ君も京都U18から城西⇒磐田行って鳥取でこれからって時にあっさり引退しちゃいましたよね。ご両親が医療関係且つ帰国子女なだけに何か岩元家として将来設計のビジョンを教育されていて、トップを目指すのが難しいなら切り替えるみたいな考えがあったのかもしれないですね。弟思いのオリ君だっただけにこうやって慕って金融系進むのも興味深いですね。2人で金融系のメディアで出てくる日に期待したいですね」
「まあサッカー選手なってる時点で相当な負けず嫌いだと思う。 地頭は良さそうやしサッカーで培った気合いと根性でどこまでできるか」
「息子らがサッカーやってるから思うにプロになるだけでもホンマにエグい世界です。高校、大学、クラブチームとプロチームの何十倍ものチームがある訳でね。プロ入りしても、強者らとまたしのぎを削り合い勝ち抜かねばならない。サッカーに限らずプロの世界は凄いと思う。結局は生活がある訳でね」
「こんなに素晴らしい文章が書けるのは、相当頭が良いのだろうなと思う。次のステージでも成功されることをお祈りします」
「オリビエの弟か。 兄弟とも元気に頑張ってほしい」
「24歳。何でもできる。頑張って」
「東京一早慶の上位層でないと入れない超難関の投資銀行にどうやって入るつもりなんだろう?」
といった応援コメントなどが寄せられている。
