
「聖地」と呼ばれるスーパー銭湯「湯乃泉 東名厚木健康センター」が、今月末8月31日をもって閉店する。
地域の憩いの場として、そして、サウナ好きにも愛されてきた同センターは、1997年3月にオープン。28年の営業に終止符を打つことになる。
理由は、施設の老朽化が主とのこと。約100度の高温サウナや充実した食事メニューなどで全国のサウナファンや地元の人たちに愛されてきただけに、非常に残念だ。
同センターは年中無休で24時間営業している。ボイラー設備はフル稼働で、建物も雨漏りするなど老朽化が進行していた模様。昨年には機械の不具合により、「漢方 効泉薬湯」「露天 草津温泉」の利用が中止になるなど、今年に入ってもボイラーの故障が頻発していたという。
4月30日にホームページやSNSなどで8月末での閉店が発表されると、多くの愛好者が反応。「建て替えしてでも続けてほしい」「クラウドファンディングで資金を集めてみては」などの声とともに、別れを惜しんで来場者が増え続けているという。