2004年にスタートし、「子どもに見せたい番組」で06年から6年連続1位に輝くなど、長寿人気番組としてしられた日本テレビ系教育バラエティー番組『世界一受けたい授業』が、来年3月末で約19年半の歴史に幕を閉じ、打ち切られることがわかった。
堺正章(77)が校長、くりぃむしちゅー・上田晋也(53)が教頭、有田哲平(52)が学級委員長としてレギュラー出演。学びの要素が強いため親子視聴率が高く、PTAによる「親が子供に見せたい番組」の調査では06~11年度に6年連続で1位に輝いた。
同番組は、古今東西の名物講師が登場し自ら「使える学問」について講義。堺正章(77)が校長、くりぃむしちゅー・上田晋也(53)が教頭、有田哲平(52)が学級委員長としてレギュラー出演しており、元ソビエト連邦大統領のミハイル・ゴルバチョフや、元メジャーリーガーの松井秀喜、オノ・ヨーコなど、各界の大物も特別講師を務めたことも話題となった。
視聴率は当初は10%台後半を記録していたが、現在は7~8%に下落。とはいえ決して打ち切りにするほどの低視聴率ではないため、高齢の堺正章の体力問題などが囁かれている。
突然の打ち切りに衝撃
今回の番組終了に、ネット上では
「これだけ分かりやすく伝えてくれて海外からの大物ゲストもいらっしゃる番組はそうそうないので毎週楽しみにしていたのに残念 視聴する番組が無くなりTVがさらに無味なものになってしまいます バラエティーと教育的な内容がいい塩梅なので演出も好きでした」
「まずはお疲れ様でした。 年に数回、特番としてなにかやってくれたら絶対見ます!」
「視聴率関係なくこういう番組は残してほしいな」
「長くやるとネタが尽きて当然。ここまで続いたことが素晴らしい」
「最近はつまらなくなった」
「初期の頃は1時間に3名の先生が登場し、バラエティーに富んだ内容でよく観ていました。理科の米村でんじろう先生はあの番組に大変マッチしていましたし、たまに要人が出演する貴重な番組でした。 ナレーションが奥田民義さんからフワちゃんなどに変更され、セットが一新されてからすっかり観なくなりました。教養要素が薄れて演者の下世話な絡みや番宣にシフトしたのが残念です」
「番組コンセプト自体は好きでした。 ただ、くりぃむしちゅーの二人のやりとりと、ゲストのウケ狙いの回答と番宣がウザくてちょっと最近は観ていませんでした。 寂しい反面、やっと終わるのかって感じですね。 次は、もう少し硬派な情報番組をお願いしたいです」
「世の中の大半の人がやっと終わったかwって感じですね」
「ネタ切れ」
「有田のくそつまらないボケが本当にウザい! そのくせ商品がかかった時などやたら真面目には回答するのが見てて情けなかった」
「この番組で便秘を扱った時に便器に浮かぶ大便の映像化があまりにも汚くてリアルでしたので…それきり視聴辞めました…」
「これが終わるなら日テレほとんど終わるじゃん(笑)」
「面白かったのに…」
「大好きなのに」
といった驚きの声などが相次いでいる。