プロ野球・千葉ロッテマリーンズは10月22日、井上晴哉内野手(35)が今シーズン限りで現役を引退をすることを発表した。
ロッテの公式ホームページでは、「井上選手 引退のお知らせ」と題し、「井上晴哉選手が今季限りで現役を引退することになりましたのでお知らせします。なお11月17日(日)にZOZOマリンスタジアムにて開催される「MARINES FAN FEST 2024」にて引退セレモニーを行う予定です」と発表。
井上は
「「プロで11年間、もうちょっと出来たかなと思う部分もあります。 特に99打点をあげた18年。あと1打点で100打点だっただけに悔しい気持ちはありましたが、その辺も自分らしいかなと今は思います。 色々な経験をさせていただきましたが、すべてマリーンズでないと経験できなかったことばかりだと思います。 こういう経験をさせていただいた監督、コーチの皆さま、いつも支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 そしてなによりもいつもボクの背中を押してくれたファンの皆さま、ありがとうございました。皆さまとの素敵な思い出を胸に、アジャ井上は気持ちよく引退します。ボクはマリーンズが大好きです。ごっちゃし!」
とのコメントを寄せている。
井上は広島県出身。崇徳高-中央大-日本生命を経てドラフト5位で2014年にロッテ入り。2018年7月には月間MVP)に選ばれるなど活躍。プロレスラーのアジャ・コングに似ていることからつけられたニックネーム「アジャ」の愛称で知られる。通算成績は601試合出場、打率2割5分、76本塁打、313打点。
引退発表に悲しみの声
ネット上には
「最近のロッテの日本人で20本塁打打ってる数少ない選手。今年ソト入ったから完全に被っていたよな。結構好きだったけどお疲れ様でした」
「寂しいなぁ。長打はもちろん、反対方向に打つ技術もある。足はあの体形に似合わず遅くないし、ファーストの守備も上手い。明るい性格で心優しい選手だった。応援歌もすごく盛り上がるしね!引退試合してあげたかったなぁ。今後もロッテに関わってくれると嬉しいです」
「本人も話していたようにロッテの日本人で20発以上打てる選手はしばらく現れないと思うので24発2度の実績は素晴らしいと思います。活躍した時期が短かったですが、長距離砲として記憶に残る選手でした」
「アジャ、お疲れさま。ルーキー開幕4番スタメンにはワクワクしたよ。体の割には(失礼!)、ファーストの守備も上手かったし、あのリーグ優勝寸前まで夢を見られたのは、アジャの活躍があったからこそ。サヨナラタイムリーの涙も鮮明に覚えてる。記憶に残る選手だったね。本当にありがとうございました」
「見た目は豪快だけど、打撃もメンタルもなかなか繊細な人だったので、かなり苦労していた印象。 千葉の悩める和製大砲発掘の走りだけど、後進たちよりも貢献度合は大きいと思う。 伊藤監督が「キャラ的に美味しいから痩せない方がいいな」といってたのが懐かしい。 体型のせいで怪我も多かったけど、その分長打力も目を見張るものがあったし、ファンからも愛された選手。 本当にありがとうございました」
「これは泣いてしまう。野球といえばホームランぐらいしか理解してない甥っ子が大好きな選手。 翔平も引退だし井上もだからひとつの時代が終わったんだね。お疲れさまでした」
「長い間ありがとう、お疲れ様でした! 豪快な打撃は記憶に残る(^^) 来シーズンは村田に代わり生え抜きの打撃コーチかな! 是非山口を覚醒させて欲しい」
「予感はしていたけど寂しい。 今季の偏った選手起用で全くチャンスがなく、一軍で見れなかったから引退と言われて寂しさしかない」
といった悲しみや労いの声が相次いでいる。