
日本を代表する大手製薬会社の大正製薬株式会社は7月14日、公式ホームページで、塗るかぜ薬ブランド「ヴイックス ヴェポラッブ」全製品の販売終了を発表。大きな反響を呼んでいる。
同サイトは『「ヴイックス ヴェポラッブ」販売終了のお知らせ』と題し、
大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区、社長:上原 茂](以下、当社)は、塗るかぜ薬ブランド「ヴイックス ヴェポラッブ」全製品につきまして、2025年9月30日(火)をもちまして、当社からの販売を終了させていただくことになりましたのでお知らせいたします。
なお、「ヴイックス メディケイテッド ドロップ」、「ヴイックス メディカル トローチ」、「ヴイックスのど飴」は、引き続き、当社から販売させていただきます。
日本国内における「ヴイックス ヴェポラッブ」の当社による販売は終了いたしますが、今後の販売につきましては世界で「ヴイックス」ブランドを展開しているプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社が新たな販売元とのパートナーシップのもと、準備を進めています。
と発表。
対象製品は
ヴイックス ヴェポラッブ ビン50g
ヴイックス ヴェポラッブ ビン100g
ヴイックス ヴェポラッブ チューブ80g
となっている。
販売終了を嘆く声が多いが、今後の販売についてもP&Gが準備を進めているとのことで、販売再会の可能性も高いようだ。
ちいかわにも登場の人気商品が販売終了…驚きと悲しみの声や、製品名をずっと勘違いしていたとのコメントが多数
80〜90年代頃に頻繁にテレビCMが放映されており、「塗る風邪薬」という珍しさもあり、世代によっては知名度も高い同商品。最近では最近では大人気漫画『ちいかわ』にもモチーフとしたシーンが描かれており、同作品とのコラボキャンペーンも行われていた。
ネット上では
「うちは高校生娘にも咳が出る風邪には今も使用してます。3人子供いますが、私も使用してます。なくなるのはこまるなぁ 咳がひどいときにマグカップにティースプーン1杯ヴェポラッブいれて混ぜて
鼻から吸わせたりもします。子供は楽になるようで、寝れるようになります」
「ええっ、これは驚いた。 小さい頃風邪ひいたりすると母親が胸にこれを塗ってくれてスースーして気持ちが良かった思い出があります。 大きくなってからは使った事が無かったですが、思い出のある物なので無くなるかもと思うと寂しいですね」
「ちいかわファンにお馴染みのヴェポ」
「もはや命綱なので、絶対無くならないで」
「当面、入手しにくくなる可能性が」
「子育ての強い味方」
「純粋に家庭薬として必要とされてきたはず。 昨今ますます病院へは安易に行かず市販薬でどうにかせい、という国の啓蒙のせいで、ますます家庭薬の備えが大事になってきている。 通年病院で処方薬が必要とまではいかず、これで凌いできたという人も多いでしょう。 特に子供は。 不安が解消されることを祈ります」
「喘息持ちなので大人だけど愛用しています。 特に風邪を引いた時、これがないと喘息が悪化して大変な事になる…。 本当になくなったら困る。 P&Gは信用できない…。 成分を変えないでくれたらいいけど…変なリニューアルとかもしないでほしい。 (P&Gはなんでもすぐリニューアルと言う名の改悪をし続けてるイメージです。私的には。) 大正製薬さんにそのまま作り続けて欲しかったけど残念。 とりあえず何個か買っておかないと」
「えー! これはショックです。 我が家では愛用して、つい先日もコロナにかかって鼻が詰まった時、なんだか胸の辺りが重苦しい時などお世話になってます。 スースーするのに肌の刺激も少なめで気に入っていました。 他で代わりになるものはあるでしょうか…」
「ヴイックス ヴェポラップだと思っていた」
「実家にまだあったはず。ずっとヴェポラッ「プ」だと思ってた」
といったコメントが上がっている。
