
株式会社極洋が10月21日、レトルトパウチ製品『ライトツナまぐろ水煮フレーク』と『ラ
イトツナまぐろ油漬フレーク』合計145,792パックの自主回収を発表した。
極洋はホームページに
「この度弊社が販売しておりますレトルトパウチ製品『ライトツナまぐろ水煮フレーク』『ラ
イトツナまぐろ油漬フレーク』の一部に、膨張している製品があることが判明いたしまし
た。本製品は、製造を委託しているフィリピンの工場で生産した製品で、原因につきまし
ては現在究明を急いでおりますが、万全を期するため、当該製品を自主回収させていただ
きます。なお、現在までに対象製品による健康被害の報告はございません。お客様ならび
にお取引先様に多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
つきましては、お客様にはお手数をおかけいたしますが、お手元に対象の製品がござい
ましたら下記お問い合わせ先までご連絡いただきますようお願い申し上げます。後日、対
象製品を回収させていただき、お品代(クオカード)をお送りさせていただきます。
今後このようなことのないよう品質管理体制を一層強化し、再発防止に万全を期する所存
でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」
との文書を発表。
消費者庁リコール情報サイトによる詳細は以下の通り。
商品名 :①ライトツナまぐろ水煮フレーク レトルトパウチ
②ライトツナまぐろ油漬フレーク レトルトパウチ
内容量 :50g×3
形 態 :レトルトパウチ食品
JANコード:①4972195082689、②4972195082672
賞味期限:2027年6月1日、2027年7月1日
輸入国 :フィリピン
販売地域:全国
販売先 :店舗で消費者向けに小売り
販売日 :2025年9月
販売数量:現時点での出荷数量(消費者販売分、店舗在庫全てを含む)
①72,864パック、②72,928パック
回収の理由:レトルトパウチが膨張している製品があることが判明したため。原因については究明中です。パウチが膨張することで中身が漏洩すると異臭がする場合があり、万が一喫食した場合は、体調不良(腹痛、下痢、嘔吐)を引き起こす可能性がある。
【回収情報の周知方法】
10月22日付朝刊(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞)
当社ホームページ(https://www.kyokuyo.co.jp/)において周知
【回収方法】
下記に連絡をもらい、後日製品を回収
株式会社極洋『ライトツナまぐろ水煮・油漬受付センター』
電話(フリーダイヤル):0120ー038ー266
(受付時間 土曜・日曜・祝日を除く午前9時~午後5時)
なお、10月25日(土)、26日(日)はフリーダイヤル受付を行います。
ウェブ受付:以下のURLからお進みいただけます。
(受付時間24時間受付)
【回収後の対応】
QUOカードによる返金対応
人気商品がまさかの大量自主回収、消費者からは不安の声も
今回の発表に、ネット上には
「ボツリヌス菌だと恐ろしい」
「真空包装して加圧殺菌してるはずなんですけどね…密封が不十分だったとか?」
「膨張→もうガスが出てる 強烈な異臭→腐臭?なぜここまでのものを製造をしていたのか?
原因を含めて説明すべきです」
といったコメントが上がっているほか、「開封すると強烈な異臭がした」と報じているメディアも。
くれぐれも口にしないように気を付けてほしい。


