元WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(31)が4月30日、ブログを更新し、ボクシング引退を発表した。
勅使河原は「ボクシングを引退します。」とのタイトルでブログを更新。
「この度私、勅使河原弘晶は
ボクシングを引退する事に決めました」
と引退を発表し、その理由について、世界チャンピオンになるために『後一敗したらそこで潔く辞める』と決心していたことを説明。
勅使河原は昨年12月、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦で元WBOバンタム級王者マーロン・タパレス(30)に2回6秒KO負けを喫しているが、この時の敗戦により、
「ボクシングに賭ける全ての力を出し切ってしまい 後には何も残っていませんでした」
と心境を明かした。
今後については、
「ボクシングを通して 培った力で、社会に貢献できるように 日々自分自身を鍛錬していきます」
を決意を表明。また、
「非行から立ち直るきっかけをくれた人生の恩人、輪島功一会長、
チャンスを作ってくださった三迫貴志会長には感謝しかありません。
そして僕の事を応援して下さった沢山のファンの皆様、サポートして下さった方々の応援があったからこそ、今までボクシングを続けてくることができました。僕は、みんなが大好きです。本当に本当にありがとうございました」
と、感謝の気持ちをつづっている。
突然の引退発表に驚き「ショックでしばらく放心状態」
今回の発表に、ネット上には
「あなたのボクシング大好きでした。今まで楽しませていただき本当にありがとうございました」
「もっともっとみていたかったですが、大変な決断だったと思うので、今後どんな道に進まれてもずっと応援しています」
「ショックです。 テッシーさんの人生なので外野からは何も言えないす。でも、一言言わせて下さい。 あんたやっぱ、カッコいいよ!」
「もっともっと見たかったです…!」
「ずっと、テッシーを応援してきただけにショックでしばらく放心状態だった」
「あのタパレス戦が最後で、本当に踏ん切りがつくのかどうか、全くの傍観者ながら、心配してしまいます」
などのコメントが寄せられている。
ボクシングを
— 勅使河原弘晶 (@teshi06031990) April 30, 2022
引退することに決めました。
今まで応援して下さった皆さん、一緒に戦って下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました。
心から感謝しています!!https://t.co/PYEbNeKeeC