痛快SFアクション漫画『コブラ』で知られる漫画家の寺沢武一さんが8日、心筋梗塞のため死去した。享年68。ブイチギルド 【寺沢武一作品公式】(@BuichiGuild)が11日、ツイッター(現:X)を更新し、株式会社寺沢プロダクションの古瀬学代表の署名で、寺沢武一さんの訃報を発表した。
「寺沢武一ファンのみなさまへ(訃報)」と題し「漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせいたします。なお、葬儀は家族のみで行います。寺沢武一の冥福をお祈りください。」とツイートし、寺沢さんの訃報を伝えた。
なお、寺沢さんの訃報がトレンド入りしたきっかけとなった、漫画家の森田まさのりさんが同日19時46分にした「寺沢武一先生が亡くなられた。交流があったわけではないけど、その先進性と超絶技術は尊敬して止みません。心からご冥福をお祈りします。」というツイートは、すぐさま削除されたため、寺沢さんの訃報の真偽は定かではないとネットで取り沙汰されていたが、この株式会社寺沢プロダクションの古瀬学代表の発表により寺沢さんの訃報が確かなものとなった。
寺沢武一先生は明るく朗らかで爽やかでユーモアに富んで、まさにコブラのような人物でした…
これに対しネットの反応は…
「サイコガン、かっこよかったなー😢 ご冥福をお祈りいたします。」
「心よりお悔やみを申し上げます…コブラは私にSFの面白さを教えてくれた素晴らしい作品でした」
「心からお悔やみ申しあげます。デビュー時から大ファンです。コブラ、レディ、ドミニク……バット、ゴクウ、色々な素晴らしい人物達は今も心に生きています。」
「とても悲しくいです…先生の作品はまさに芸術そのものでした!お疲れ様です。ご冥福をお祈り致します。」
「早熟な子供時代には、セクシーでcoolなキャラクターでした。R.I.P.」
と、さまざまな声が寄せられている。