
お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が19日に放送された『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(火曜午後10時/カンテレ・フジテレビ系)に出演し、大暴れの立ち振る舞いで賛否両論が巻き起こっている。
相方・石橋貴明とともに一時代を築き上げた木梨。この日は千鳥との初共演で、新鮮な面々が並ぶことになったが、冒頭のノブのタイトルコール時に顔をペタペタと触りまくるちょっかいをかけるなどしていた。
また、出演者のイメージ調査企画「6連単」では、スタジオに6人分の競走馬を模したセットが組まれたが、これも木梨の“餌食”に…。「6連単」の順位予想をコメントする際、木梨は唐突に馬の耳にあたる部分を破壊。「じゃあ、最終ヒント見てみましょう!」とちぎられた断面図をカメラに向けるボケを披露した。
さらに順位予想の際に「とんねるずさんは業界ウケだけで世間的には全然売れてなかった」と評する、かまいたち・山内健司には「さっきから何なんだよ、お前」と横から“蹴り”をお見舞いした。
時代遅れなのか
1982年に『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)でグランプリを獲得すると、その“破天荒”な芸風がウケて1980年代から90年代のテレビ界を席巻した。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)』をはじめとするレギュラー番組は軒並み高視聴率を記録し、“お茶の間”の中心にいたとんねるず。
しかしコンプライアンスにTPO、セクハラ・パワハラが問題視される平成終盤と令和において、彼らの芸風は「時代遅れ」とされ、バラエティでの活躍の場は地上波から消えてしまっている。
ネットでは意見真っ二つ
「ノリさんらしさ全開」
「まじで豪快すぎました」
「こういうのがもっと見たいんだよ」
などの好意的な声が上がる一方、
「やっぱり浮いていたよね。昔たくさん笑わせてもらってたのに、今はもう時代遅れの人に思えた」
「見ていて痛々しかった」
「ウケると思って思い付いた行動がコレって辛い」
などと批判の声も見られた。
とんねるずの全盛期を見て育った共演者たちは大喜びとなった今回の「ハラスメント&暴走芸」だが、視聴者の意見はネット上で真っ二つだった。