鎌田翔雅、引退を発表「喜ぶ家族の顔を見るのが1番幸せな瞬間でした」「自分の力のなさを最後まで悔やみます。ごめん」

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画像はカターレ富山のツイッター「@katallertoyama」より

Jリーグ・カターレ富山は9日、DF鎌田翔雅(33)の現役引退を発表した。

鎌田はカターレ富山の公式サイトにコメントを発表。

◆コメント全文

カターレ富山を愛する皆様。
明けましておめでとうございます。
新年早々明るいニュースではないかもしれませんが、昨シーズン限りで引退することを決めました。
皆様の前で直接お伝えすることができず、このような形で申し訳ありません。
この決断に至るまでとても迷いました。

昨シーズン終盤に、自分が思っていない形で怪我をして、そのままシーズンが終了しました。
その状態のまま富山を去る事も決まり、治ったとしても、また再発するかもしれないという不安。
その中で来年以降も本気でプレーできるのか、本当に悩みました。
まだまだボールを蹴りたい、全力でボールを追いかけたい、何よりサッカーがしたい。
でも、何を優先しないといけないのかを考えると、自分の身体の事、そして家族のために引退を決断する事が1番でした。

5歳でサッカーを始め、高校卒業後にプロになって15年。
自分が思い描いた未来とは全然違うけれど、2度の大怪我を乗り越えて、ここまでプレーできたのは誇ってもいいのかなと今は思います。数字や結果には表せていないし、もっと皆さんの心に残るプレーができていたらと、悔しさと寂しさがあります。
でも、ここまでプレーできたのは、
家族や両親、友人、仲間、スポンサー様、そしてサポーターの皆さんに、どんなに苦しい時も背中を押して支えてもらったからです。
上手くいかない時、怪我で離脱している時、どんな時も前向きな言葉で支えてくれて、ありがとうございました。
何より1番支えてもらったのは妻と子ども達です。本当に感謝しかありません。僕のわがままでたくさん我慢させ、辛い事の方が多かったと思います。
僕がプレーする姿を、どの土地に行ってもスタジアムに来て応援してくれたり、テレビで応援してくれたり、たまにはダメ出しされたり。
本当に楽しませてもらったし、自分がプレーする姿で喜ぶ家族の顔を見るのが1番幸せな瞬間でした。
もっと良い形で終える事が、家族みんなへの感謝の気持ちとして表せましたが、それも叶えられず自分の力のなさを最後まで悔やみます。ごめん。
家族がいなければ、15年間もプロサッカー選手として続ける事はできなかったと思います。
最後まで本当にありがとう。

そして、15年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、湘南ベルマーレ、ジェフユナイテッド千葉、ファジアーノ岡山、清水エスパルス、ブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッドFC、カターレ富山の7チーム、本当にありがとうございました。

これから始まる第二の人生
「どんな時でも謙虚に自分らしく」
今まで通り本気で楽しみたいと思います。

僕のサッカー人生は、皆さんの支えなしではありえませんでした。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
15年間辛いこともあったけれど、皆さんのおかげで、幸せなプロサッカー選手として過ごせました。
何もない僕を今日まで応援してくれて、本当にありがとうございました。

鎌田は神奈川県出身。2008年に湘南ベルマーレでプロデビューし、その後ジェフユナイテッド千葉、ファジアーノ岡山、清水エスパルス、ブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッドFCを経て、2022年にカターレ富山に加入していた。

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ねぎらいのメッセージが相次ぐ

ネット上では

「鎌田おつかれ」

「お疲れ様でした。第二の人生応援してます」

「お疲れ様でした。今度は、ベルマーレのコーチになれると祈っております」

「ご苦労様でした。是非とも清水のコーチに」

「とても寂しい」

「大好きです」

「本当にありがとう!」

「鎌田選手のプレーが好きだった 本当に残念だけどお疲れ様でした 第二の人生、家族のため自分のためにかまして下さい」

「お疲れ様でした。 驚きと悲しみでいっぱいでしたが、 相当の決断かと思います。 富山にきてくれてありがとうございました」

といった驚きやねぎらいの声が相次いでいた。

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