バレーボール男子日本代表のセッター・藤井直伸(30歳、東レアローズ所属)が2月27日、自身のインスタグラムを更新。医師からステージ4の胃がんと診断されたことを公表した。
藤井は、
「いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様にご報告がございます。
この度、昨年末の試合から目の不調を感じており、なかなか症状が改善されず、様々な要因を探るべく検査入院したところ、僕の体に胃癌が見つかりました。目の症状は胃癌が脳の方にも転移していることが影響しているみたいです。転移は複数ある可能性があるとのことです。
以上のことから[胃癌 ステージⅣ]
と診断されました事をご報告いたします。」
と、病気について公表。
また、
「心配してくださっていた皆様、報告が遅くなってしまったこと申し訳ございません。僕も、家族も少し整理する時間が必要だったことをご理解ください。」
と謝罪し、
「最初に診断された時は驚き、不安、怖さ、色々な感情がありましたが、家族・チームメイトの温かい支えにより、もう前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っています!!
簡単に克服できる病気ではありませんが、僕には共に戦ってくれるかげがえのない仲間、温かく心強い家族、たくさんの応援してくださるみなさんがいます!!みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります!!
そして、様々な病気で闘っていらっしゃる方やその家族に少しでも元気・勇気・希望を与えられるように、僕自身できることを精一杯頑張りたいと思います。
バレーボールからは少し離れることにはなりますが、今回の闘病がこれからの人生にとってプラスになるように、一回り大きな人間になって帰ってきます!!」
とつづり、闘病への決意を示した。
藤井は宮城県石巻市出身の30歳。日本代表のセッターとして東京五輪にも出場し、トップ選手として活躍。私生活では昨年9月に元バレーボール女子日本代表・佐藤美弥との結婚を発表している。
「頑張ってください」「必ず元気になります」応援メッセージが殺到
今回のがん公表に、ネット上には
「ずっと待ってるよ」
「直伸なら絶対乗り越えられる!負けんな!!」
「病気に負けるな 藤井さん頑張ってください」
「藤井くんのバレーが、セットが大好きです!どんな時も応援しています!!」
「これからもずっと応援しています」
「癌は不治の病ではありません。知り合いは、膵臓癌ステージⅣでしたが、見事に回復しました。
頑張ってください!」
「必ず元気になります!!大丈夫です!!応援してます!!」
など、応援メッセージが殺到している。