『NHK紅白歌合戦』に7回出場し、現在は活動休止中の男女ユニット・AAA(トリプルエー)の與 真司郎(あたえ・しんじろう)が26日、東京渋谷で行われたファンミーティングで、自身がゲイであることをカミングアウトした。
與は「これから僕が話すことは皆さんが期待して望んでる内容ではないかもしれません。中には理解するのに時間がかかる方もいると思います。でも、これから僕が話すことがきっかけで少しでもこのことについて理解が深まり、世界が変わってくれることを願っています。」と前置きし、「僕自身、長い間この不安と闘ってきました。本当に何年もの間、自分の一部を受け入れることができませんでした。それでも、さまざまな葛藤を乗り越え、今やっと皆さんにこのことを、打ち明ける決意ができました。それは、僕がゲイであるということです。」と時々、声を詰まらせ涙ながらに告白。
その後も、ゲイであることを隠して生きてきた半生や、カミングアウトするまでの心境や、同じように性に悩む人達へのメッセージ、母親との関係、これからの展望などを熱く語った。
涙を流しながら語る與に、ファンからは「がんばれー」などの温かい声援や力強い拍手が起こるなどした。舞台裏ではこの30分超えのスピーチをAAAのメンバー全員が見守るなど、與との絆が再確認される出来事となった。
また、與は自身のSNSでも、ファンミーティングでのスピーチを英語と日本語の2カ国語で公開し、ゲイであることを世間に公表している。
カミングアウトもさることながら活動再開も発表した與真司郎
これに対しネットの反応は…
「衝撃すぎた」
「絶対にかなり勇気いっただろうな」
「いいよいいよ。好きに生きなされ。カッコいいじゃないか」
「ゲイでもべつにええやんな」
「なんでLGBTって自分の性的趣向を知って欲しがるんだろう」
「どんな人がタイプなんだろう。気になる」
と、さまざまな声があがっている。