タモリの番組『ブラタモリ』(NHK)のレギュラー放送が3月9日で終了を迎えた。
最終回放送日の“事前アナウンスなし”という異例の事態となったことも話題になったが、これにより、タモリの芸能界引退が現実味を帯びてきた。
2008年に放送を開始した『ブラタモリ』だが、先月14日に3月でレギュラー放送が終了することが判明しており、ただ、最終回がいつであるかは不明であった。
そんな中、3月9日放送回であるはずの次回予告がなかったことから、一部視聴者が騒然。そして放送終了後には、番組公式ホームページに「2015年からお届してきた今のスタイルでの放送は3月9日の回をもって、いったん区切りをつけることになりました。今後、さらに楽しんでもらえるような番組になることを目指して、検討を続けていきます。番組をご覧いただき、誠にありがとうございました」との報告が掲載。すでに終了したことが発覚した。
昨年3月には40年以上も続いた深夜バラエティー番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)も終了している。
相次ぐ番組終了…
タモリのレギュラー番組は残すところ、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)だけになってしまった。
『Mステ』はテレ朝の看板音楽番組なため、打ち切りはないものの、テレ朝のスタッフによると、リニューアルを検討しているそうだ。そして、それに伴ってMCのタモリも交代する勇退説が出ているらしい。
ネット上では、
「タモリはそろそろ芸能界引退なのかな」
「タモリ、早く完全引退してくれ。」
「タモリさんも80歳近くでしょ。もう引退しててもおかしくないよね。今までお疲れさまでした。素敵な番組をありがとうございました。」
「唯一の録画番組やったのに残念ですよ」
などの声が上がっている。
1945年8月22日生まれのタモリは、78歳の立派な高齢者。間もなく80歳の大台を迎えることになる。『ブラタモリ』のレギュラー放送が打ち切られたことで、芸能界引退が濃厚になってきているという。
タモリがテレビを去る日に、〝最後の番組〟を制作する放送局はどこになるのだろうか。