
『真夜中のアリス』などのアリスシリーズや、『赤い靴探偵団 恋人の謎』などの赤い靴探偵団シリーズ』で知られる作家の田中雅美さんが3月18日、間質性肺炎で死去していたことがわかった。67歳。
田中さんは1979年に『いのちに満ちる日』で小説新潮新人賞を受賞。その後は少女向け小説を集英社のコバルト文庫で数多く執筆し、氷室冴子、久美沙織、正本ノンとともに「コバルト四天王」と呼ばれた。90年代半ばからは官能小説を執筆した。
青春小説の人気作家、67歳の若さで…
ネット上には
「田中雅美さん、まだお若いのに…合掌」
「田中雅美さんってまだ67歳だったのか…よく読んでた、コバルト懐かしい」
「懐かしい! 赤い靴探偵団シリーズ読んでました 中高生の頃、コバルト文庫には 大変お世話になりました…」
「赤い靴探偵団、大好きでした。三百歳探偵団も面白かったです。寂しいですね」
「コバルト四天王がまた一人鬼籍に入られた。少女小説というジャンルは今後どうなっていくのかなぁ。」
「学生時代にコバルト小説を読み漁っていた時、真夜中のアリスシリーズにハマったなぁ…… 少女小説を読まなくなって久しいけれど、時々読み返したくなったりもするよね。 こうしてまた青春は遠くなっていくのだな…… ご冥福をお祈りします」
といった驚きや悲しみの声が上がっている。