ギャグ漫画『つる姫じゃ~っ!』のおなじみの漫画家の土田よしこ(つちだ・よしこ、本名 : 芳子=よしこ)先生が15日午前9時51分、東京都内の病院で肺炎のため死去した。享年75。なお、葬儀や告別式は近親者のみで執り行うとのこと。
『つる姫じゃ~っ!』公式ツイッター(X)アカウントが16日、土田先生のお写真と「ありがと」と書かれたサイン色紙を掲載し、訃報を伝えた。
土田よしこ先生は、1948年生まれ。東京都出身。城右女子高等学校に在学中から赤塚不二夫のアシスタントとなり、成人式を迎える前に独立を理由に退社。独立後は1968年に小説ジュニア(集英社)にて『ハレンチくん』にてプロデビュー。その後、『よしこで~す!』『きみどりみどろあおみどろ』を連載。1973年から連載した『つる姫じゃ〜っ!』が大ヒットとし、1975年に第4回日本漫画家協会優秀賞を受賞、1990年にはTVアニメ化された。最近では公式サイトや公式ツイッター(X)を開設し、フェイスブック、LINEスタンプ、グッズショップなどを展開し、幅広く活躍していた。
遺影でピース…土田よしこ先生らしい最期
これに対しネットの反応は…
「ちょっと前までツイッターでつぶやいてらしたので、まだまだお元気なのだなと思っていました。もう45年くらい前ですけど、マーガレットの編集部に見学に行きお見かけしたことが懐かしい思い出です。長きにわたるつる姫、楽しませていただいていました。ご冥福をお祈りします。」
「家にあったので、兄弟で読んでいました。インパクトが強く、今でもたまに内容を思い出していたほどです。 ぶっ飛んだキャラクター、奇抜なギャグセンス、母上が絡んだ時のシリアスと、どこをとっても大好きでした。 素敵な漫画家さんがまたお一人去られて、とても寂しく思います。」
「つる姫、すきでした。とにかく面白かったです。ご冥福をお祈りします。」
「寂しいものです…。」
「そっか 鶴姫も逝ったのか……… 楽しさをありがとうございました。 どうぞ安らかに………」
と、さまざまな声が寄せられている。