今最も勢いがあり活躍されている若手指揮者である山脇幸人(やまわき・ゆきと)さんが今月2日、急逝していたことを所属事務所である株式会社パシフィック・コンサート・マネジメントが6日、公式サイトで発表した。享年31。尚、死因は公表されていない。
所属事務所は「【訃報】指揮者 山脇幸人 逝去のお知らせ」と題し、「弊社所属の指揮者 山脇幸人は、令和5年11月2日急逝いたしました(享年31歳)。故人が生前賜りました皆様のご厚情に深く感謝いたしますとともに、茲に謹んでお知らせ申し上げます。」と伝えた。葬儀や告別式は既に執り行っているとのこと。
1992年、宮崎県生まれ。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。指揮法を尾高忠明、下野竜也、山田和樹、ヨルマ・パヌラ、チョン・チユンの各氏に、ピアノを江口玲氏に師事する。東京藝術大学卒業後、ドイツ・ミュンヘンに渡り、名門バイエルン州立歌劇場研修生として巨匠ズービン・メータ氏やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者キリル・ペトレンコ氏といった大家の下で研鑽を積む。ロンドン・クラシカル・ソロイスツ指揮者コンクールで第1位に輝く。また、最近ではNHKラジオ番組「すっぴん」に、N響ソロ・コンサートマスター篠崎史紀氏と共にゲスト出演しトーク及びピアノ演奏したり、2022年に開催された『刀剣乱舞―宴奏会―2022』に出演し、今年9月には姫路で行われた特別公演『近侍曲の調べ』公演で様々な楽曲を指揮するなど、多方面で活躍していた。
あまりに早すぎる死にクラシック界以外にも衝撃が走る…
これに対しネットの反応は…
「若すぎるよ…ご冥福をお祈りします🙏」
「若すぎない??」
「まだ31歳という若さで本当に悔やまれます。残されたご家族のお悲しみをお察し申し上げます😔ご冥福をお祈り致します。」
「天才は夭折するっていうのはホンマやねんな。ご冥福をお祈りしたい。」
「こういう若い人が亡くなると、死因は気になる。」
と、さまざまな声が寄せられている。