吉本興業が20日、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、週刊文春の発行元である株式会社「文藝春秋」と他1名に対して、性的行為強要疑惑報道に関し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載を求め東京地裁に提訴したことを発表。松本人志の代理人である八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士のコメント全文を掲載した。
吉本興業は「当社所属タレント 松本人志に関するお知らせ」と題し、「当社所属タレント 松本人志の代理人弁護士より、本日、令和5年12月27日の一部週刊誌報道に関し、訴訟を提起した旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します。」「本件につきましては、係争中の案件となりますので、当社にお問い合わせいただきましてもお答えいたしかねます旨、予め申し添えさせていただきます。以下、松本人志の代理人によるコメント全文を記載いたします。」と発表。本係争について対応できかねるということを改めてアピールした。
代理人である田代政弘弁護士は「提訴のお知らせ」と題し、「本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました。」「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。」「関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」と述べた。
弁護人の田代政弘弁護士は早稲田大学社会科学部を1990年に卒業後、1995年に司法試験に合格、1998年に東京地方検察庁検事に任官。各地検で検事を歴任した後、2012年6月に検察官検事を退官。同年10月に三菱化学メディエンス㈱(現㈱LSIメディエンス)に入社。2年後の2014年9月に退社。翌月に日本弁護士連合会弁護士登録し東京弁護士会所属となり、八重洲総合法律事務所に入所した。検察官当時は金融庁証券取引等監視委員会に在籍するなどしていた。
小沢一郎衆院議員の資金管理団体を巡る“陸山会事件”を担当した際には、虚偽の捜査報告書を作成としたとして刑事告発されている。2012年に嫌疑不十分で不起訴になったが、一方で法務省により国家公務員法に基づき、減給6ヶ月(20%)の人事処分を受けている。その際、監督責任のあった部長と副部長は戒告の懲戒処分となっている。
とうとう訴えたね…
これに対しネットの反応は…
「なかなか曰く付きの弁護士に頼んだんだね。逆にいうとこの人しか引き受けてくれなかったのかな」
「なんだか泥沼化しそうだね」
「ガチで裁判するんだね」
「八重洲総合法律事務所って有名なとこなのかな?」
「口コミ調べたけど☆1つが多くて評価悪そう。何でこんな弁護士事務所に頼んだんだろう」
「業界人だけど知らない。訴状の提出早すぎてちゃんと法的構成とか事実関係確認して起案したのか疑う」
「勝てる見込みのない裁判でも引き受けてくれたのだから、ある意味、弁護士の鑑じゃない?勝てないなら引き受けないなんて、それもどうなの…。」
「さてどうなることやら」
と、さまざまな声が寄せられている。