ついに最終回を迎えた『相棒 season22』(テレビ朝日系)。最終回スペシャルの後編は3月13日に放送され、世帯平均視聴率は第2話と同列の今期最高12.8%を記録した。
『season22』は右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)がほとんど一緒に捜査を行い、どちらかが大きな活躍を見せるような、いわゆる“右京回”、“亀山回”というのが少なかった印象があった。ちょっと物足りなさを感じていたところに、これでもかとそれぞれの魅力を詰め込んできたのが最終回である。
視聴者の感想
「なんか、あっさり終わったな」
「普通に来週もありそうな終わり方」
「なんかあっけなく終わった感あるね!?右京さんも最近どことなく元気なかったしね!?」
「右京さんの最後のセリフがめちゃくちゃ気になる。」
「最終回なのに話が薄っぺらすぎて入ってこない もう役者みんな歳とったし、脚本これじゃ、そろそろ潮時かな」
などの声が上がっていた。
もはや欠かせない存在
『season22』で特徴的だったのが右京と亀山が周りを巻き込み、チームで事件を解決するケースが多かったこと。
今回も伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)、出雲(篠原ゆき子)の「トリオ・ザ・捜一」、右京にも信頼されている土師(松嶋亮太)、そして角田課長(山西惇)までもが右京と亀山の捜査に協力。
武智内閣官房長官(金田明夫)や下川元法務大臣(黒谷友香)、尾上 (甲本雅裕)ら、多くの人々の、複雑に絡み合った思惑を明らかにしていった。『相棒』には、右京と亀山2人だけでなく、彼らも、もはや欠かせない存在なのである。“チーム相棒”は以前とは違った、また新しい“相棒”の形のようだ。