劇団俳優座は11日、公式サイトを更新。同劇団に所属する俳優・川井康弘さんが3日、急性腸炎からの敗血症性ショックにより亡くなったと公表した。
公式サイトでは、
「劇団俳優座所属俳優 川井康弘(享年55歳)が、 2022年10月3日急性腸炎から敗血症性ショックにより永眠いたしました。
生前に皆様から賜りましたご厚情に深く感謝し、ここに心から哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせ申し上げます。
劇団俳優座の俳優として、数多くの舞台に出演しその活動はストレートプレイに限らずミュージカル、マスコミ出演など硬軟幅広い演技力で優れた功績を残してくれました。
9月に出演を予定しておりました劇団俳優座公演『待ちぼうけの町』の稽古中に体調不良となり緊急入院、苦しい闘病生活を送っておりました矢先、この度の訃報となる出来事に見舞われました。
応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません。
ご遺族の意向により、通夜ならびに葬儀につきましては、近親者のみにて執り行いました。
余りにも突然な事に、未だご親族も悲しみの渦中におります。どうかお気持ちに寄り添って頂き、ご弔問等はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」
と、川井さんの訃報について報告している。
川井さんは宮城県出身で、1989年に劇団俳優座に入団。『雪の中の三人』『李香蘭』『わが町』など数多くの舞台で活躍。映画『燃えよ剣』『八月の狂詩曲』『GREEN TEA-R 緑色の涙』、『水曜日のダウンタウン』『銭の捜査官』(TBS)、『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP~リゾート界に革命を起した男』(日本テレビ)の再現VTRなどにも出演していた。
突然の訃報にかなしみの声
今回の訃報に、ネット上では
「55歳はあまりに早い」
「悲しい。本当に悲しいです。ご冥福をお祈りいたします」
「残念です」
「まだお若いのに」
「名優でした。 ご冥福をお祈りいたします」
「若すぎる…」
など、驚きやかなしみの声が相次いでいる。