
沖縄県名護市で営業している老舗の山羊料理店「ひんぷん山羊料理店2号店」が2025年9月30日で閉店するとのこと。
同店は、米施政権下から家族3世代で味を受け継ぎ、65年間、味を守り続けたという。昔ながらのこってりとしたヤギ汁、だしのうまみが効いたヤギそば、厚切りのヤギ刺しなど…ヤギの価格高騰に悩まされながらも「できるだけ安く」と赤字価格で、栄養満点の「パワーフード」を提供し続けた。
惜しむ客らに店主の宮里サクラさん(63)は「次の場所を探すことができればすぐにでも再開したい。それまで少しお休み」と感謝を伝えている。
立ち退きの話があったのは今年1月とのことで、まだまだ続けようと必死に物件を探すも「周辺ではなかなか見つからない。あっても家賃が高過ぎる」と閉店を決めたそうだ。